随時技能検定試験

技能実習制度について

外国人技能実習制度は、我が国が先進国としての役割を果たしつつ国際社会との調和ある発展を図っていくため、技能、技術又は知識の開発途上国等への移転を図り、開発途上国等の経済発展を担う「人づくり」に協力することを目的としております。
平成28年11月28日に公布され、平成29年11月1日に施行された外国人の技能実習の適正な実施及び技能実習生の保護に関する法律(平成28年法律第89号)に基づいて、新しい技能実習制度が実施されています。

技能実習制度の見直しについて

技能実習制度を発展的に解消し、新たに人材育成と人材確保を目的とした「育成就労制度」を創設すること等を盛り込んだ、出入国管理及び難民認定法及び外国人の技能実習の適正な実施及び技能実習生の保護に関する法律の一部を改正する法律(令和6年法律第60号)を、令和6年6月21日に公布しました。(一部規定を除き、施行日は公布から3年を超えない範囲で政令で定める日。)

随時技能検定試験の流れ
(宮城県職業能力開発協会)

随時技能検定試験流れ及び注意事項

  • 基礎級では第1号技能実習修了の6カ月前までに受検手続支援サイトにより申し込み、2~3カ月前までには受検するようにしてください。(実習修了後速やかに第2号に移行する場合)
  • 随時3級では第2号技能実習修了の12カ月前までに受検手続支援サイトにより申し込み、2~6カ月前までには受検するようにしてください。(実習修了後速やかに第3号に移行する場合)
  • 随時2級では第3号技能実習修了の12カ月前までに受検手続支援サイトにより申し込み、技能実習期間中に受検するようにしてください。
  • 宮城県職業能力開発協会が、支援サイトより受検情報の取込みを行います。
  • 受検申請情報に基づき、受検申請用紙、振込依頼書、実施要領(参考)を監理団体へ送付します。
  • 監理団体の担当者は、届いた書類を必要に応じて実習実施者へ送付してください。実技試験は、使用できる工具、器具、材料等が限定されています。送付された実施要領(参考)を早い段階で確認の上、技能実習生が材料や機工具等を使って支障なく作業ができ、試験実施ができるように指導してください。
  • 送付されてきた受検申請書について、以下の事項を記載して宮城県職業能力開発協会まで送付してください。
    ① 必要事項の記入
    ② 在留カード(写)の貼付 ※在留期限内のもの
    ③ 試験希望日(第3候補日まで)の記入 
  • 受検手数料を振込みしてください。
    受検手数料の振込は、当協会が発行する「コンビニ専用払込票」により振込してください。
  • 受検申請書記載の試験希望日により、試験日の調整・決定をします。
    検定委員の都合により、試験日調整に日数を要する場合がありますので、予めご了承ください。
  • 受検申請書の受理、試験日決定、受検手数料の入金確認ができ次第、「受検票」「実技試験問題」などを申請書の“受検票送付希望先”へ送付します。
  • 受検票に記載された試験日に、原則として実習実施者の事業所において試験を実施します。
    ただし、次に記載された職種(作業)・級別については、当協会で指定した日時及び会場に集合方式で実施します。
    ①建築大工職種(大工工事作業) 随時2・3級及び基礎級
    ②とび職種(とび作業) 随時2・3級
    ③配管職種(建築配管作業、プラント配管作業) 随時2・3級
    ④型枠施工職種(型枠工事作業) 随時2・3級
    ⑤鉄筋施工職種(鉄筋組立て作業) 随時2級
    ⑥塗装職種(建築塗装作業、金属塗装作業、噴霧塗装作業) 随時2・3級
    ⑦塗装職種(鋼橋塗装作業) 随時2・3級及び基礎級
    ⑧その他、必要に応じ集合方式で開催した方が効率的な試験運営ができると判断した場合
  • 学科試験受験希望の場合は、学科試験が実施できる会議室等の準備もお願いします。
    なお、学科試験中は受検者以外の方は会場から退出していただきます。 
  • 実技試験実施に際し、監理団体及び実習実施者の皆様は次の点にご留意願います。
    ◎事前に送付してあります実施要領(参考)に基づいて、実技試験実施に必要な材料、設備、機器の準備をしてください。もし、実施要領に適さない材料、設備、機器を準備されている場合、試験実施不可となることがありますので、要領を確認のうえ必要に応じて購入等を行い試験実施に備えてください。
    ◎実技試験中及び試験終了後における完成品の写真撮影、SNSへの掲載等は一切禁止とします。
  • 試験実施終了後に、当協会において受検手続き支援サイトへ試験結果の合否入力を行います。なお合否入力は、原則として試験日の翌週末に行います。
  • 監理団体の担当者は、技能実習機構受検手続き支援サイトにより試験合否の確認をしてください。
  • 試験実施結果により、合格通知・一部合格通知・不合格通知を監理団体宛に送付します。
    なお、合格通知については、宮城県より監理団体宛に送付されます。
  • 実技・学科試験の一方または両方不合格者は、1回に限り再受検が認められています。
    再試験を希望される場合は、試験の流れにより①から再度技能実習機構受検手続き支援サイトより受検手続きをしてください。

厚生労働省ウェブサイトへ

技能実習生向け技能検定について、制度の概要、留意点をまとめていますのでご参照ください。

受検申請に当たっての注意点については、以下のリーフレットもご確認ください。

都道府県職業能力開発協会が実施する職種 
※令和6年11月27日時点

宮城県職業能力開発協会 
技能振興課 随時試験担当

PAGE TOP