技能振興コーナーの事業紹介

日本のものづくり産業が競争力を維持し発展を遂げていくためには、産業の基盤となる高度な技能を有する技能者の育成が不可欠であり、この育成には、技能者になろうとする者の確保、若年者への段階的な技能付与による職業の安定を図ることが必要です。

このため、国においては技能尊重気運の醸成や若年技能者の人材確保・育成を目的にとする「若年技能者人材育成支援等事業」を、各都道府県に技能振興コーナーを設置して実施しています。 宮城県技能振興コーナーでは、当該事業により、優れた技能と実務経験・指導経験を持ち国が認定する「ものづくりマイスター」の開拓を進めるとともに、ものづくりマイスターに中小企業、教育機関等の若年技能者への実技指導を行ってもらい、技能の伝承や後継者の育成を図ったり、小中学校の生徒・児童や公共施設等での幅広い年齢層の方々を対象にものづくり体験教室を開催し、ものづくりの大切さや楽しさを知ってもらう活動等に積極的に取り組んでいます。